私のパックラフトシューズの最適解
やっと川でテスト履いてみる事が出来ました。
Astral Rassler2.0 / アストラル ラスラー2.0
北海道では、ドライスーツ無しで漕げる時期は正味一ヶ月程度。夏の暑い時期にフルドライスーツは流石に、熱中症になってしまうリスクもありますが、レスキュー等を考えた時には、川に入りっぱなしのシチュエーションも想定されるので、保温を意識したレイヤリングとなります。

私は、寒い時期には基本的には「ドライトップ+ドライパンツ」の組み合わせで、外気温に合わせて、中のレイヤリングで調整していきます。登山をされている方だとイメージが湧きやすいと思いますが、インナー→ミドラー→アウターといった形です。長時間のリバートリップであれば、暑い寒いに合わせて、脱ぎ着できるようなウェアを想定するのがベター。
今回は、シューズの話しなので、少し話しが脱線しましたが、ウールのソックスにソックス付きのドライパンツだと靴のサイズは、通常よりワンサイズ大きめのチョイスをしました。これは大正解。
AstralのRassler2.0ですが、陸上でも問題なく歩きやすい。川の中の岩の上、水に濡れたら滑るパックラフトのコーティングナイロンの上でも吸い付く様にグリップしてくれましたが、この秘密は、Astralのウォーターシューズ特有の ” GSSラバーソール “ これには正直驚きました。
フィッシング時のウェーディングシューズや渓流シューズにあるフェルトソールだと川底の岩や河岸の岩の上でのトラクションがかかってくれますが、パックラフトのコーティングナイロン上だとツルツルで全くトラクションがかかりません。トレイルランニングシューズによくあるソールは、トレイル歩きや川岸の岩でのトラクションは良いのですが、川底の岩でのトラクションは抜群ではないのです。(時と場合によっては、パックラフティング時にトレイルランニングシューズが有効な場合もあります!)
Astralのウォーターシューズの “ GSSラバーソール “ これは、ソールをそのまま見ると、一見通常のパターンのソールに見えますが、ソールを曲げて見ると更に細かいパターンが見えてきます。(このソールを見ると販売価格に納得して購入できると思いますよ! )
これが、川底の岩、濡れたコーティングナイロン上でしっかりトラクションを発揮してくれる理由です。
柔らかいので舗装路を歩き回りすぎると減っていってしまうと思いますが、タウンユースで使う予定はないので大丈夫でしょう!
また、ソールだけではない爪先と踵にある排水穴。これがあることで、水中から陸上に上がった時に、いつまでもシューズ内に水が溜まっている感覚がない理由です。さすが、カヤックシューズなのです、
そして、他にはないアストラルらしい、オールドスタイルのシューズな雰囲気が最高です!

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