アドベンチャーレース出場者とのパックラフトトレーニング
ニセコで開催されるアドベンチャーレースの “ Niseko Expedition “ に参加する2人から尻別川にパックラフティングのダウンリバートレーニングに行きたいとお誘いをいただいたので、下ってきました。川のお誘いには余程のことがない限りはお応えしたい!という気概でいます笑
今回は、ダウンリバー経験のある2人だったのですが、全くダウンリバー経験がない場合、どのように上達していくことが最適なのでしょうか。
アドベンチャーレースでは、実際当日にならないとどこの区間を下るのかは、わからない。それがアドベンチャーレースの醍醐味ではありますが、何事もそうですが、川を下る経験を多くしている人の方が、川のパックラフティングセクションが強くなります。
静水区間を漕ぐのであれば、その時の風の状況や体力勝負。しかし、流れのある区間だと、川の中で波立っているところ “ 瀬 “ では、何が潜んでいるか?どんな流れになっているか?
はたまた、瀬のように波立ってはいないけれど、うねっている。または、反転流(流れが何かにぶつかって上流に向かって流れている箇所)がある。
傾斜が強かったり、水量が多かったり、川自体の幅が狭かったり、そんなことで流れが急になったりするわけですが、そこに前述した色々な流れが組み合わされると、さらに複雑になります。
これが、「川読み」の部分、これが難しくも面白いのが川下りの醍醐味です。さらには、川読みができても操船がままならないと上手に下れないわけです。逆に、パドリングが上手でも川読みができないと、これはまた、上手に下れないのです。(ただ、川読みと操船のテクニックは、比例して同時に上達していくパターンがほとんど!)
ガイドや経験者と一緒にパックラフトでダウンリバーをすると上達が早くなる。
上手に川下りができるようになれるかは、あとは、どれだけ川を下る経験をするかというところになってきます。大前提として一人で川へ行ってはいけません。必ず、問題なく下れて川でのレスキュー知識を持っている経験者と行くか、ガイドツアーに参加してガイドと行くべきです。(楽しく安全に川下りを続けるために!)
色々な川に行くことができれば、それはそれで、経験、練習にはなりますが、地元や通いやすいホームリバーに通って、コース取を覚えつつ反復して攻略法を覚えていけば、
- わけがわからないままパックラフトに乗って流れてきた。
- わからないながらも下れるようになる。
- 何となくわかってきた!
- 上手に下れるようになる。
当たり前ですが、こんな感じで必ず上達していくはずです!
と同時に、ガイドツアーや経験者と下ることで、川の中で何が危険がわかっていくと思います。
とはいえど、練習そこそこに、流れのゆったりとした瀞場では、是非、流れに身を任せて流されてみてください。リラックスしながらのダウンリバーは、身体と心を解してくれます。川下りがもっと好きになるはずです🙌
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