カーゴフライジッパー(TIZIP)付きのパックラフトをお使いの場合、
ジッパーの定期的なメンテナンスは欠かせません。

TIZIPは非常に高性能な防水ジッパーですが、
一度破損すると交換にはそれなりのコストがかかります。
ドライスーツのジッパーと同様、日常的な潤滑とケアによって
スライダーやシール部にかかるストレスを大きく軽減できます。
ここでは、基本的なメンテナンス手順を簡単にまとめます。
TIZIPメンテナンス手順
① ジッパーを閉じた状態で、布に専用潤滑剤を少量含ませ、
ウレタンラミネートされた外側表面に染み込ませます。
※ジッパーの歯に直接潤滑剤を塗らないことが重要です。
② 閉じた状態の外側表面全体が薄く覆われるまで、布でなじませます。
③ 余分な潤滑剤を布で拭き取ります。
潤滑剤が残りすぎると、砂や埃を吸着して逆効果になります。
④ ジッパーを開き、チェーン部とシーリングエッジに
布でごく薄く潤滑剤を塗布します。
⑤ ドッキングする端部(差し込み口)に少量の潤滑剤を塗ります。
⑥ 数回ゆっくり開閉して、動きが滑らかになるのを確認します。
TIZIPは「防水」と「気密」を同時に担う精密パーツです。
開閉が重くなった、砂が噛んだ、という状態で無理に操作すると、
シール面の摩耗やスライダー破損につながります。
・使用前後の洗浄
・定期的な潤滑
・完全に閉めてから運搬すること
この3点を習慣化するだけで、
カーゴフライジッパーの寿命は大きく延びます。
パックラフトを安心して長く使うためにも、
TIZIPのメンテナンスは「装備の一部」として取り入れておきたいですね。





コメント