AlpackaRaft Mage セルフベイラーの進化 ― Venturi Flapsとワンピースエアフロア

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アルパカラフト メイジ セルフベイラー

AlpackaRaft のホワイトウォーターモデル「Mage」セルフベイラー仕様には、Venturi Flaps(ベンチュリフラップ)が搭載されています。従来のセルフベイラー艇に乗ってきた方ほど、この構造は気になるポイントではないでしょうか。

フロアの排水ホールにはフラップ構造が設けられ、内側にはメッシュが配置されています。これにより、水はスムーズに排出される一方で、艇底からの水の逆流を抑制。さらにフラップが内部にめくれ込むことも防がれています。

排水性と防水性、この相反する要素を両立させるだけでなく、船底の抵抗を減らすことでダウンリバー時のスピード向上にも寄与しています。流れの中で「抜けが良い」と感じる感覚は、このVenturi構造の効果でもあります。

ただし、Mageの走りの良さはフラップだけによるものではありません。Valkyrieと同様、コックピット底部全体に一体成形のワンピースエアフロアが採用されている点も大きな要素です。

パックラフト特有の挙動として、傾いた瞬間に粘れず一気にフリップしてしまう──そんな経験をしたことのある方は少なくないと思います。Mageではこの二次安定性の弱さを、剛性の高いエアフロアがしっかりと補完してくれます。底面がしなるのではなく、面で水を捉え、踏ん張りが効く感覚が生まれます。

Valkyrieがカヤッカーからの支持を集めているのに対し、Mageはホワイトウォーターを主戦場とするパックラフターから高い評価を受けているモデルです。日本国内のリバーパックラフターの間でも、最終的に行き着く一艇としてMageを選ぶ方は少なくありません。

セルフベイラー構造、Venturi Flaps、そしてワンピースエアフロア。
これらが組み合わさることで、Mageは「速く、ドライで、安定した」ホワイトウォーター用パックラフトとして完成度を高めています。

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