当初は、バックカントリーを旅する要素が強かったパックラフトですが、アルパカラフトは近年、急流性能を重視したパックラフトの開発に意欲的でした。ヴァルキリーや今シーズン登場のメイジと言った艇がそれにあたりますが、結果的に、パックラフトの全体性能が高くなっていく過程なのだと思います。単にバックカントリーを旅するパックラフトでも、クラスⅡ-Ⅲの河川でも下ることができるのは、アルパカラフトのクラシックに乗っていて実感しています。カヤックにハードルを感じている方、もっとライトに川を楽しみたい方など、パックラフトでホワイトウォーターを楽しむことをしたい方の間口が広がっていきますね!
※トップ画像のスプレースカートは、従来のアルパカラフトクラシックの軽量スプレースカート
アルパカラフト社とイマージョンリサーチ社、パイオニアブランドの共同開発 ” IR Sixmile Skirt “
アルパカラフトには、様々なデッキ仕様のパックラフトがある中で、スプレースカート(水がコックピット内に入ってこない様に着用するカバー)を着用してパックラフトに乗る、ホワイトウォーターデッキ仕様や取り外し可能なリムーバルホワイトウォーターデッキ仕様がありますが、リバーカヤックの様なネオプレン素材のスプレースカートではなく、軽量なナイロン素材の薄手のスプレースカートでした。これは、パックラフトという性質上(パッキングして持ち運ぶことができる)、持ち運び時の軽量さを重視する故です。
そこから10年経過した今、急流性能が高いパックラフトの登場で、急流性能が高いスプレースカートが必要となったわけですね。パックラフトのパイオニアブランドのアルパカラフト社とスプレースカートのパイオニアブランドのIR(イマージョンリサーチ)社との共同開発のスプレースカートが登場です。
特徴などは、アルパカラフトウェブサイトでチェックしてみてください。
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