川のガイドが積み上げる実績と資格|RAJ(一般社団法人ラフティング協会)のリバーガイド認定制度

北海道Packraftガイド

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北海道のパックラフトガイドを紹介するシリーズ記事の中で、「RAJシニアガイド」という資格名が複数のガイドさんのプロフィールに登場します。

**RAJ(一般社団法人ラフティング協会)**は、国内唯一のラフティング全国組織として、ラフティング業界の総意にもとづいた自主規制を設けて、リスクマネジメント・安全管理・技術水準の設定などの事業を行っています。商業ラフティングを提供する事業者の多くが加盟しており、RAJのリバーガイド資格は川のガイドとして活動する上での実績の証明として機能しています。


RAJとは

1990年代前半より、商業ベースのレジャースポーツとして全国的に注目を集めるようになったラフティングに対し、営利を目的にラフティング・トリップを催行する企業・団体・個人の数が全国的に急増しました。その流れの中で設立されたのがRAJです。加盟各社のガイドに資格制度を設け、安全性の向上を図る組織として機能しています。


リバーガイド資格の段階

RAJのリバーガイド資格は段階的に設計されています。

リバーガイド(基本資格)

RAJに加盟するラフティング会社のリバーガイドは、「リバーガイド認定試験」に合格してはじめて業務に従事できるリバーガイドの資格を得ます。

試験では筆記とボート漕艇技術の実技が求められます。受験にはファーストエイド&CPRの資格証明書が必要です。合格後にRAJの登録リバーガイドとなります。

シニアリバーガイド

リバーガイドとして業務に就いて2年以上の経験を積み、スキル・組織管理能力ともに優秀な場合、レギュラーリバーガイドの上位のステータスである「シニアリバーガイド」への昇格のチャンスを得ます。

シニアリバーガイドの受験要件は以下の通りです。

  • 満20歳以上
  • RAJリバーガイド資格を2年以上有していること
  • 一河川で通算100回以上のトリップ経験を持っていること
  • レスキュー資格を有すること
  • 所属会社のエグザミナー(試験官)による推薦

この研修では、特に安全管理の意識とスキルを身に着け、組織管理の在り方、CSRなどラフティング会社やリバーガイドとして認識すべき社会貢献などを学びます。

なお、RAJでは加盟各社がラフティングツアーを催行する際、ツアーリーダー(TL)はシニアリバーガイドの資格を有する者でなければならないというルールを定めています。

テスター

シニアリバーガイドの上位資格で、リバーガイド認定試験の試験官を担える立場です。

マスターリバーガイド

RAJが認定する最上位の称号です。


RAJとパックラフトの関係

RAJはもともとラフティング(8人乗り程度のゴムボートでの川下り)を対象とした組織です。パックラフトは1人乗りという点でラフティングとは異なりますが、川の安全管理・リスクマネジメント・レスキュー技術という観点では、RAJで培われる知識と経験がパックラフトガイドとしての活動にも直接活きています。

RAJシニアガイドという資格を持つ北海道のパックラフトガイドは、ラフティングガイドとしての豊富なフィールド経験を積んだ上で、パックラフトのガイドに転じたケースが多くあります。その経歴が、川での安全判断力の土台になっています。


資格は判断材料のひとつ

この資格シリーズを通じて繰り返し伝えてきたことですが、RAJの資格も同様です。

RAJリバーガイド資格は、商業ラフティングの現場での実績を積み上げてきた証明です。一方で、北海道アウトドアガイド(カヌー・ラフティング)・JSPA、あるいはJMGA(日本山岳ガイド協会)など他の資格基盤、そして長年のフィールド経験そのものも、等しく重要な判断材料です。

資格の有無だけでなく、ガイドさんの経験・フィールドへの向き合い方・地域でのつながりも含めて、自分に合ったガイドを選ぶ参考にしてください。


RAJ 公式サイト

https://www.river-guide.org/

詳しい認定試験の内容・日程・加盟会社については公式サイトをご確認ください。


本記事はPackraft Hokkaidoが独自に取材・編集した情報記事です。資格制度の詳細・最新情報については必ずRAJ公式サイトをご確認ください。


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