冬だけじゃない、パックラフトでニセコのグリーンシーズンを楽しむ
北海道のニセコエリアといえば、今やウィンターシーズンには世界中から「JAPOW」日本のパウダースノーを求めて、来日するエリアとして有名となっていますが、雪のないシーズンもとても魅力的なエリアなのです。川下りを趣味にしている人なら、きっと春から秋にかけて訪れると共感してもらえると思います。
ハイウォーターを楽しみたければ、雪解けで増水する春の時期。もちろん、川の流れが早く、瀬もホールも大きくなるので、上級者向けのシーズン。北海道の夏は暑すぎず(昨今は、温暖化の影響なのか?東京並に暑くなる日も!)快適に過ごせる、「気持ちの良い」という言葉がピッタリのシーズン。秋は、冬に向けて気温が下がっていきますが、その気温の低下のおかげで、「紅葉」を眺めながら川を下ることが出来るシーズンでもあります。また、この時期は、全体的に観光の方も少なくなる時期なので、北海道をゆったり過ごしたい人にもおすすめ。

そんな秋が深くなってきて冬籠りの準備といった季節に、川を下ってきましたが、雨や曇りだと寒すぎて気持ちも上がらないのですが、この時は、ハイキングなし、車2台体制で回送して、快晴の中、気分爽快にパックラフトでのダウンリバーのみを楽しみました。
コースは、「ニセコ」エリアですが、実際は倶知安町。コマーシャルラフティングで有名な区間、通商「夏コース」と呼ばれているスタートからゴールまで約7kmの区間。適度な瀬もあり、瀞場もありのさすが、コマーシャルラフティングで使用されているコースならではのバランスの良さです。
グレード的には、すごくテクニカルなわけではありませんが、テトラポット等もあるので、ダウンリバー未経験者や経験の浅い人は、必ずガイドツアーを利用するか、尻別川を良く知っている人と下るべきということはお伝えしておきます。
冬の気配を感じる晩秋の北海道は、川を下る人は少なく、貸切です。天気の良い日に当たれば、最高の一日を過ごせます。

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