寒冷期にパックラフトに乗る時の手の冷え対策

ギア

3月のパックラフティングで恐ろしく手が冷たくることを考えてテムレスで防寒しましたが、実際、パドリング時には現実的な装備ではありません。(落水した時に中に水が侵入して保温どころではなくなるので使い物にならない!)北海道では、秋から雪解けの春までの間、水温が低いことに加えて、もちろん外気温も低く、風が吹いた時には、ドライスーツを着用していない露出されている箇所(耳や手)は、とんでもなく冷えてあっという間に感覚が無くなってしまします。(握力低下や体力消耗、低体温症のリスクもあります)

パックラフト時のポギーやグローブの選び方


各社からポギーやグローブは発売されていますが、生地と着用スタイルの違いがあるので、使用エリアやパドリングスタイルで選んでみてください。

生地の違い

  • ナイロン生地で水濡れを防ぐもの – 真冬などの本当の寒冷期には向かないですが、外気温が低下してきた時期に向いている。軽量で持ち運びに最適。
  • ネオプレン製で濡れた時の防寒性能を備えたもの – そもそも冷たいのが苦手な方、晩秋、真冬、雪解けの増水期にパドリングしたい方向け。真夏はもちろん必要ない。

着用スタイルの違い

  • パドルに巻きつけてパドリング時に着用するもの – 外気温が低い時期だとパドリング時以外に他の手袋で防寒する必要がある。素手でパドルを持ってパドリングしたい方向き。完全に覆われているので、波が被っても暖かさが担保されている。だた、落水してしまった時に素手の状態になってしまうので冷たさに晒されてしまう。
  • ミトンタイプで最初から装着して手のひら部分だけ開放されているもの – 手のひらが開放されているので、上記のタイプよりはパドルを素手で掴んでいる感は、ほんの少しだけ劣るが、落水してしまったとき、パドリング時以外でもある程度暖かさが担保される。(バランスが良いタイプと言えるかもしれません。)
  • ミトンタイプや5本指タイプで、手のひらも開放されていないタイプ – パドリング時以外もある程度暖かいですが、パドルを掴んだ時の感覚が一枚生地があるだけでかなり変わってしまうので、ブレードの向きがわからないなどのパドリング時に弊害がある。

と言った様に、それぞれ、メリットデメリットがあるかと思いますので、エリアと使用スタイルに合わせて選ぶことが大事になってきます。

私は、パドリング時の感覚と冬季間にはリバーツーリングで、激しい瀬のある区間を下る予定がないので、ネオプレン製でパドルに巻きつけるタイプのNRSのclutch pogiesを選びました。

結果的に、秋のパドリングから春の増水期にも使用できて、快適にパドリングできています🙌

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